ベラルーシ共和国 住民

ベラルーシ人が全人口の4分の3以上を占める。少数派ではロシア人(13.2%)がもっとも多く、ポーランド人、ウクライナ人、ユダヤ人、リトアニア人もいる。
公用語はベラルーシ語で、ロシア語やウクライナ語と同じくスラブ語派にふくまれる。宗教はロシア正教徒(→ 東方正教会)が圧倒的に多いが、西部地域にはカトリック教徒もいる。

平均寿命(68.1歳(2001年推計))、乳児死亡率(乳児1000人に対する死亡数14人)などの統計では国民の健康状態は高い水準をしめしているが、1986年にウクライナのチェルノブイリ原子力発電所でおこった事故で放射能汚染が広がり、健康指標は明らかに悪化している。

ベラルーシの人口は、第2次世界大戦で激減し、戦前の人口にもどるまでに25年かかった。第2次世界大戦後は急速に都市化がすすみ、1959年には31%だった都市部の人口が1999年には74%にふえている。
現在、ベラルーシに於けるセルラー電話通信の加入者の数は409万人に達し、これは人口の42%に当たる数である。

街中
   
地下鉄駅
イベント
   

ベラルーシに於ける産児に関する統計データ:
人口1,000人当たりの出生児の数の変動

年度 人口1,000人当たりの出生児の数
2002年 8.9人
2003年 9.0人
2004年 9.1人
2005年 9.3人

ベラルーシに於ける出生児の総数の変動
年度 出生児の総数
2003年 8万8,500人
2004年 8万9,000人
2005年 9万人
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資料:06年1月ベラルーシ共和国の統計・分析省。

ベラルーシの人口の14%は、年齢が65歳以上の住民に当たるものである。
2001年~2005年間に、ベラルーシの年金生活者が受領する(労働)年金の平均金額は8倍になった。
2005年12月1日~2006年1月1日間に、平均金額は8.5%の増加を示した。
独立国家共同体の若干の加盟国の2006年1月1日現在の平均金額比較表:

国名 (労働)年金の平均金額
ベラルーシ 110$
ロシア 97$
カザフスタン 70$
ウクライナ 40%

 

ミンスク市内では、現在ある14正教教会のほかに、11正教教会のための新しい建物が建設中である。1990年代の中頃から現在までは、信者の数は人口の10%から60%まで増えてきた。

スキー場
公園
オカリナ

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